まみいブログ

Mab-Blog

~産み分け方法、O+12(オープラストウェルブ)、子育ての役に立つ情報~

成功率50%以下!?シェトルズ法は失敗する!?排卵日2日前で女の子は大ウソ!

 

XXとXYの違いはなんでしょう。

 

Xは大きくて遅い、そして寿命が長い

Yは小さくて速い、でも長くは生きられない

 

はいはい、そんなこと知ってますよ、常識でしょ、と思ったあなた、なんと!実は間違いです。

 

XXとXY精子の寿命はシェトルズ氏が発表したものです。女の子の産み分けでは排卵日2日前のタイミングは常識ですよね。でも、2日、あるいは2日半前のタイミングでも男の子が生まれる方が結構いらっしゃると思いませんか。私自身、女の子がほしいので、女の子の産み分けブログをたくさん見させていただきました。その中でライム洗浄も、ピンクゼリーも、あっさり排卵日前の仲良しも、どれも完璧なのになぜか男の子を授かったというブログのブログをいくつか見てきました。特に驚いたのは排卵日3日、4日前で男の子だった、なんて方がいたことです。4日前の精子が生きてるなんて奇跡ですよね。ちなみに私の周りで予想外のサプライズ妊娠をしたママ友が2人いますが2人も女の子でした。(排卵日5日前と4日前)わたしは産み分けについて調べて2年近くになります。日本の産み分けブログを見る傍ら、若いころに留学していた経験を活かし、外国の産み分け事情を調べ始めました。すると非常に興味深い記事を発見しました。それはシェトルズ氏は間違ってたよ、XYが短命なんて嘘っぱちだよ、という英語で書かれた記事です。それを見て、あ!だから排卵日4日前とかでも男の子が生まれるんだ。それが当たり前なんだ。と思いました。しかし、そうは言っても、今まで排卵日2日前が鉄則と学んだのに、今日からシェトルズ法は関係ないよ~って言われたって簡単には信じられませんよね。

 

 海外には産み分けコミュニティのようなものがいくつかあります。実際に産み分けした方たちの産み分けした内容・その結果の書き込みを見ることができます。なんと!驚いたことに排卵日前日や当日のトライで女の子だったという方がたくさんいらっしゃるのです。特にO+12は排卵の後のトライなのにもかかわらず女の子を授かる率が高い。80パーセント以上の確率です。O+12はオープラストウェルブと読み、O(オブリゲーション)つまり排卵の12時間後にタイミングをとる方法です。するとXX女の子の精子が受精する確率が高い。あれ?なにかおかしいですよね。シェトルズ氏はXXは動きが遅いと発言しましたね。なぜ排卵した卵にやってきた精子は動きの速いXYでなかったのでしょう。おそらく女性の膣内のpHが関係しているのではないでしょうか。排卵日以外の女性の膣内は酸性です。排卵前になると、個人差はありますが膣内が酸性からアルカリ性に変化します。なぜ変化するか?頸管粘液(おりもの)の効果です。排卵日前になるとでてくる、あの透明なビョーンと伸びるアレです。あのおりものがあるからこそ、酸性が苦手な精子が子宮頸管を通っていけるのです。ちなみに子宮内はアルカリ性です。最初の子宮頸管さえくぐり抜ければXYは子宮のアルカリ性の環境で長生きすることができるのです。

 

40数年前、シェトルズ氏は顕微鏡で精子を観察し、頭が大きくて動きが遅い精子、頭が小さくて動きの速い精子の2種類がいることを発見しました。、頭が大きくて動きが遅い精子はXX、頭が小さくて動きの速い精子はXY。XXは長生きだがXYは短命。これはおそらくみなさんご存知のシェトルズ法による産み分けです。しかし今わかっていることはシェトルズ氏は間違っていた、ということ。

 

実際は 

・頭の大きな精子→保護キャップをかぶったままの精子(XかYかは不明)

・頭の小さな精→保護キャップを外した状態の精子(XかYかは不明)

ということです。

 

精子は放たれてから受精能力を得るのにいくらか時間がかかるらしいのですが、この時代にはまだわかっていないことでした。保護キャップを外した精子卵子とすぐに受精することが可能ですが、保護キャップをかぶったままの精子は保護キャップを外さないと受精はできないのです。両者ともにX、Yが含まれています。XかYかは全く関係ありません。そして精子は原始レベルでお互いにコミュニケーションをとっているらしく、どれかが生きていられるように保護キャップをとるタイミングをずらしているらしいのです。ここで勘のいいあなたは気づいたはずです。シェトルズ氏は、Yは早く死ぬと述べました。受精能力を獲得した精子は保護キャップを外してしまっているので早く死ぬのです。大きくて動きが遅い精子、つまり保護キャップをかぶったままの精子は数日長く生きるのです。つまりXもYも関係なく、同じ時間生きるのです。

 

それではXとYはどうやって見分けるの?

 

XとYの見分け方、疑問になりますよね。残念ながらどんなに頑張って顕微鏡で見ても違いを見つけることは不可能なんだそうです。実は、疑問に思ったわたしも実際に顕微鏡で夫の精子を見てみましたが全くわかりませんでした。XとYの違いは22個あるDNAのうち、たった一つが違うだけです。大きさも形もほぼ一緒、見分けはつきません。現在の日本では排卵日前のタイミングでの産み分け方法がほとんどだと思いますが、成功率があまり高くないのはこの記事を読めば納得できたかと思います。うちの近所でピンクゼリーを使用した産み分けをしている産婦人科が一ヵ所だけあります。そしてそこでピンクゼリー₊タイミング法で産み分けをして、見事に失敗した人を4人知っています。女の子が欲しかったけど男の子だった、という方です。ちなみに成功した人は一人も知りません。 病院もあてにならないので、自分で調べて納得した内容で産み分けに挑むのが一番かと思います。

 

 

 

参考にさせていただいたサイト(すべて英語です)

 

タイミング法での問題点 シェトルズ氏の間違い

The Trouble with Timing- Dr. Shettles got it wrong :: Natural Gender Selection, IVF/PGD Experts | genderdreaming.com